口伝に曰く「広き平野に在りし盛山の人降り来たりて醤を生業とす」と代々伝えられるとおり、初代盛平は明治23年に熊本城の西方金峰山にて生を受け、前出口伝から自らの名を盛平と称し、現在の藤崎台に「山盛醤油」を創設した人です。盛平は醸造の技術に長け、またその姿勢に極めて厳しい人であったと言われ、
「一滴入魂」一滴のものにも心を込めよ、魂を注げと心得は悠久の歳月を越え我々を戒めています。時は流れ、時代は変わってもお客様に喜んでいただける良質の安心できる製品をお届けする事が当社の使命であり誇りでもあります。初代盛平の心は今でも当社の製品のひとつひとつ、一滴一滴の中に生きているのです。
旧社屋とダイハツオート三輪メグロ350と二代目。
水島オート三輪と二代目。
昭和30年代の社員さん。